「足首がかたくてしゃがめない…」子どもの捻挫を予防するために保護者が知っておきたいこと

「うちの子、しゃがむとすぐにひっくり返るんです」
「最近、足首を痛がる場面が増えていて心配…」

そんな保護者の声をよく聞きます。
近年、子どもの足首の柔軟性が低下し、捻挫のリスクが高まっていることが、医療現場や教育現場で問題視されています。

この記事では、

  • なぜ子どもの足首が硬くなるのか
  • 捻挫の現状とリスク
  • 家庭でできる予防策

保護者の皆さん向けにわかりやすく解説します。

このページを書いた人
松阪市の子ども運動指導者・片山拳心

片山 拳心(KATAYAMA KENSHIN)

三重県松阪市のサンパーク1階で、こども運動教室to JOY(トゥージョイ)の代表を務めています。

キッズスイミングスクールやフィットネスジムでの指導経験に加え、消防士として多くの現場にも携わってきました。
現在は、消防を退職後に、科学的根拠に基づく安全で楽しい運動教室を開業。

保有資格

  • 運動遊び実践サブリーダー(NPO運動保育士会)
  • 子育て脳機能アドバイザー/ディレクター
  • 幼児運動遊び実践アシスタント
  • キッズコーディネーショントレーナー(KCT)

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目次

\ 代表•かたやまの子育てお役立てコラム /

子どもの足首が硬くなる原因と予防の第一歩

最近では「しゃがめない」「ジャンプ後にふらつく」といった、足首まわりの使いにくさを感じる子どもが増えています。

子どもに増えている「足首の硬さ」の背景とは

  • 外遊びの時間が減っている
  • スマホ・ゲームの普及で座りっぱなしが日常化
  • 洋式生活でしゃがむ機会が激減
  • 裸足での活動や刺激が不足している
片山 拳心

足首の可動域を使う機会が減ると、自然と柔軟性が低下し、捻挫につながりやすい状態になります。

子どもの捻挫は想像以上に多く、予防が重要

捻挫は決して珍しいケガではありません。
とくに子どもの足首の捻挫は、スポーツ中や日常のふとした動作で頻繁に発生します。

  • スポーツ外傷のうち最大30%が足首の捻挫
  • 子どもの捻挫発生率は大人の約4倍
  • 再発しやすく、慢性化するケースも多い
片山 拳心

予防の意識が低いと、何度も同じ足をひねる「繰り返しのケガ」になってしまうこともあります。

捻挫とは?子どもの足首に起こるケガの仕組み

足首をひねったときに起こる捻挫は、関節を支える靭帯(じんたい)が伸びすぎたり、切れたりする状態を指します。

見逃さないで!足首の捻挫は程度により対応が変わる

程度症状特徴
軽度少しの痛み・軽い腫れ歩けるが違和感あり
中度明らかな腫れ・内出血歩くのがつらい
重度関節が不安定・激しい痛み歩行困難・医療機関へ
片山 拳心

靭帯の損傷が重度になるほど、回復までに時間がかかり、再発のリスクも高まります。

子どもの足首の安定性を高める捻挫予防の工夫

足首の怪我を防ぐには、家庭でのちょっとした習慣や遊びが大切です。
特別な器具や施設がなくても、日常生活の中で予防を実践できます。

家庭でできる!子どもの足首を守る習慣づくり

  1. しゃがむ練習(かかとをつけて座るなど)
  2. バランス遊び(片足立ち、ケンケン、平均台)
  3. 足指のトレーニング(足指じゃんけん、タオル引き寄せ)
  4. 靴の見直し(足に合ったフィット感のある靴を)
  5. ジャンプや着地の練習(ひざを軽く曲げて静かに着地)

足首の柔軟性・筋力・感覚をバランスよく育てることが、捻挫予防につながります。

足首の柔軟性と予防意識で子どもの捻挫を減らそう

今回は、子どもの足首の硬さと捻挫を予防する方法についてお伝えしました。

  • 足首が硬くなりやすい生活習慣に注意
  • 捻挫は多くの子どもに起きているケガ
  • 家庭でできる予防策はたくさんある
片山 拳心

お子さんの「足首の硬さ」や「捻挫の経験」が気になる方は、まずは日常の遊びや動作から見直してみましょう。

予防の意識を高めて、足元から元気な体を育てていきましょう。

「うちの子、運動が苦手かも…」
そんな保護者の声に応えるのが、
三重県松阪市のサンパーク1階『こども運動教室 to JOY(トゥージョイ)』です。

to JOYでは、従来の体操教室やスポーツ少年団ではなく、

こども運動教室to JOYではこどもに合った活用方法が見つかる!

  • 苦手な運動が 人目を気にせずに克服できる「パーソナルレッスン
  • きょうだいや友達と一緒に受けられる「グループレッスン
  • 雨・酷暑・ 花粉が 厳しい時期でも自由に遊べる「室内公園
片山 拳心

👉 詳しくはto JOY公式ページ公式インスタグラム
申し込みやご質問は公式ラインでお待ちしております。

\ 代表•かたやまの子育てお役立てコラム /

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この記事を書いた人

キッズスイミング・フィットネスインストラクターとして多くの指導経験を積みながらフィットネスクラブに勤めたが、人命救助の道に進むため消防士となる。様々な現場を経験。消防士として働きながらも子どもと関わりたいという気持ちを諦め切れず、完全オリジナルのこども運動教室「 to JOY 」をオープン。

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